宮津温泉 茶六本館
宮津温泉 茶六本館は享保年間創業の旅館でございます。
享保という元号は1716年から1736年で江戸時代となります。
この時代の江戸幕府将軍は徳川吉宗です。
そのような時代から現在に至りますが
建物は、明治までは2階建、大正に3階建に改築し、昭和初期に増築を行っております。
2010年3月に国の有形文化財として建造物が登録されました。
元々宮津には温泉がありましたが一時期途絶えておりました。
しかし違う場所で泉源が見つかり温泉が復活しました。
この温泉は京都府で初めての硫黄温泉で温泉らしい香りがし、
この温泉を宮津市内の4軒の宿が利用しています。
そのうちの1軒が当館茶六本館となります。
温泉の泉質は含硫黄ーナトリウムー塩化物泉です。
効能は神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、慢性消化器病、うちみ、
くじき、冷え性、疲労回復、慢性皮膚病、慢性婦人病、糖尿病,
高血圧症、切り傷、火傷等に効果があります。
また温泉には「宮津温泉ピント湯」と名があり
ピント湯の名前は民謡「宮津節」にちなんで名付けられています。
「ピン」の由来は「最高」や「お金」などを意味するという諸説があり、
また「 別嬪」のピンとも言われています。
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